はこだて国際民俗芸術祭 World Music and Dance Festiva 2008 Hakodate, JAPAN 2008 第1回 はこだて国際民俗芸術祭

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2008年8月28日 12:18 に投稿されたニュースです。

ありがとう1万人! 芸術祭無事閉幕

海外の民俗芸能団体が会した芸術祭が、無事閉幕しました。元町公園「フリーステージ」、特別公演「海〜地球の日没と夜明け」、特別企画「民俗芸能サミット・見本市」、「世界の民俗芸術ワークショップ」、パネル展、そのた学校公演などをあわせて、約1万人のお客様に、世界の音楽や舞踊を楽しんでいただくことができました。また、芸術祭は多くの関係者はじめ1人1人の「市民スポンサー」に支えられました。深く感謝いたします。


閉幕後、8/25(月)にインドネシア、8/26(火)に韓国、台湾、ニウエ、ブルガリアの団体がそれぞれ帰国の途につきました。バス、JR、空港、移動は様々でしたが、出演者・スタッフともに再会を願い、別れを惜しみました。

元町公園「フリーステージ」は、4日間のうち2日が雨で開催できず、今回は天候に恵まれませんでしたが、変更となった地域交流まちづくりセンター会場では身動きできない程のお客様に集まっていただき、2階の床が抜けるのではと心配になるほど、熱いステージが行われました。8/22(金)の元町公園会場には最高の約2千人が集まり、夜景とステージと旧公会堂という絶景の中で、楽しい時間を過ごすことができました。

特別公演「海〜地球の日没と夜明け」は約1,200人が集まり、オープニング、ひのき屋、布農、ソフィア・シックス、タウ・フアタ・ニウエ、カンユンサン&シンヘギョン、カテリーナ、サラトゥスプルセン、カーテンコールという内容でお届けしました。緞帳が降りた後、ステージ上では多くの出演者が互いの演奏を讃え、握手し、胴上げし、いつまでも成功の余韻に浸りました。函館市民会館で、参加国が1つの気持ちにまとまった瞬間でした。

特別企画「民俗芸能サミット・見本市」は各会場に約300人が集まり、主に道南地域の郷土芸能団体とステージを同じくしました。楽屋やステージ上のあちこちで、海外と国内の出演団体、お客様が写真を撮りあったり、それぞれの衣装や道具を見せたり触ったり、身近に芸能を感じる機会になりました。

ホンモノ体験!「世界の民俗芸術ワークショップ」はいくつかのプログラムが定員を超えて受付を行い、大賑わいでした。特に子ども達が(最初は戸惑いながらも)目を輝かせていく様子は印象的でした。大人も恥ずかしがることなく、積極的に体を動かして、音楽や舞踊を体験しました。

そのほか、パネル展や、関連事業としてレセプション、学校公演、施設訪問などを精力的に行い、(出演者・スタッフの多くは疲れ果ててしまいましたが)この機会を生かして多くの方々に民俗芸術を体感していただくことができました。函館にいながら、世界に触れる。そんな当初のイメージを十分に実現することができたように感じます。

なお本芸術祭は、ここにご紹介しきれないほど、多くの方々に支えられました。
今回の芸術祭が一過性の出来事ではなく、関わった人々の未来へつながる経験となれば幸いです。

主催者であるはこだて国際民俗芸術祭組織委員会はこの場にて、すべての皆様にお礼申し上げます。
胸に突き上がる興奮が止まない国際的なステージを、再び皆様と作り上げるため、主催者はこれからも知恵と工夫を出し続けます。

はこだて国際民俗芸術祭

(C) 2008 はこだて国際民俗芸術祭組織委員会